2012-10-06

JICA WORLD REPORTER #9

JICAワールドレポーター更新。
トレーニング&カンファレンス参加

現在、所属先ではWebアプリケーションフレームワークとしてSymfony2 というオープンソースのフレームワークを用いている。比較的最新のフレームワークであるため、情報が不足しており、とりわけ、ここドミニカでは書籍も全く手に入らなければ、周りに一人も詳しい人がいないような状況。そんななかフレームワークを提供するSensio社(フランス)がトレーニングとカンファレンスを開くということで参加してきた。

会場はサンフランシスコのダウンタウンにあるマイクロソフトのオフィス。Sensio社がフランス企業なこともあり、南北中米大陸では、例年ここサンフランシスコでしか行われていない。そのためカナダや南米からの参加者も多数見受けられた。カンファレンス初日の夜にはオフィシャル カクテルパーティーが開かれ、そこで世界中の技術者と情報交換や連絡先の交換ができたのは良かった。これも、こうしたイベントに参加するメリットの一つだと思う。

一つ驚いたのは、ここでのMacの比率の高さである。会場は見渡す限りMac。各自ラップトップを持参しているが、Windowsのラップトップを持ってきている人は一割以下という印象。日本でもこうしたイベントに参加した事はあるが、まだまだMacの方が少数派のイメージであったが、時代が変わってきているのか、場所柄なのか(町の喫茶店等でみかけるのもMac)、イベントの傾向なのかは分からないが、Macばかりだった。

これまた日本のそれとは違ってレジュメは全く配られず、当然ネイティブ対象なのでプレゼンテーションの進みも早く、自分の英語力では着いていくのがやっと、途中???な時が何度もあったが、それでも得られるものは大きかったし、これから自分自身で克服しなければならない課題も色々見つかった。本当に参加できて良かったと思う。




 念のため、ちょっと専門的だが下記がイベントの詳細。

26日(水) 8:30 - 18:30 トレーニングデイ
コンテキストサービスの作成
依存性の注入の管理
ファンクションテスト(PHPUnit)
HTTPキャッシュ セキュリティ設定

27日(木) カンファレンスデイ 1
8:00 - 9:15 Registration & Breakfast
9:15 - 9:30 Welcome Session
9:30 - 10:20 Keynote
10:40 - 11:30 Security: In Real Life
11:40 - 12:30 Symfony2 search engine propelled by Solr
14:00 - 14-50 Symfony2 meets Drupal 8
15:00 - 15:50 Leveraging the Serializer Component
16:20 - 17:10 Designing HTTP Interfaces and RESTful Web Services
17:20 - 18:20 JEOPARDY

28日(金) カンファレンスデイ 2
9:00 - 9:30 Registration & Breakfast
9:30 - 10:20 Silex, the other Symfony full-stack framework
10:40 - 11:30 In-Depth with Composer
11:40 - 12:30 Bundle Pro-tips
14:00 - 14:50 Symfony2 Form Tricks
15:00 - 15:50 The Wonderful World of the Symfony Components and Composer
17:20 - 18:20 LIGHTNING TALKS - Various Speakers

29日(土) フリー ハッキングデイ


それにしてもサンフランシスコは寒かった。南国ドミニカとの気温差はどの位あったのだろうか。もうかれこれ1年半に亘ってドミニカに住んでいるため暑さに対する耐性はついたが、寒さに対するそれは逆になくなってしまったようだ。スプリングコートも持っていったが、それだけでは足りず秋冬物のセーターを買ってしまった(ドミニカじゃ絶対使わない)。逆に、カナダから来た技術者は、サンフランシスコは暖かいといって半袖半ズボンにサンダルで過ごしていたのにはビックリ。

今回は業務出張なので、観光はほとんどできず。それでも最終日の飛行機に乗る前に少しだけ時間があったので、自転車を借りてゴールデンゲートブリッジを渡ってきた。さすがに20世紀中頃まで世界最大の吊り橋だっただけにやはり大きい。思っていたより遠くて、近くに見えているのになかなか橋までたどり着かない、加えて結構な登りが続き、ようやく橋の上と思ったら猛烈な逆風で自転車が思うように進まない。時間に余裕もないため焦って漕いだので、もう汗だく。でも、この時ばかりはサンフランシスコの冷たい風が心地よく感じた。

 
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