帰国
出国前日その1
最後にお世話になったチャイナタウン(中国人街ではなく、そういう名の中華料理屋)に挨拶。ここは自分だけでなく歴代隊員およびJICA関係者が非常に利用していたお店で、何かと融通を利かせてくれていた。外食出来るお店が非常に少ないここロゾー市内において、このお店の存在は、我ら隊員にとって非常に大きかったと思う。出国前日その2
一番大変で苦手な作業が残っている。それは部屋の片付け。日本のそれと比べ比較的部屋も広く、2年も住んでいると当然に物も多くなるし、歴代隊員が帰る時に残していってくれた物もかなりある。しかも、昨夜のGoing Away Partyのせいで、床もベタベタ。片付けを始める前から早くも現実逃避したくなっているところに強力な助っ人が登場。やっぱ持つべきものは友である。こびりついた台所の油汚れや洗面所の汚れ、嫌な顔一つせず綺麗にしてくれた。そしておまけに処分に困っていた大量の食材、服やバッグも全て引き取っていってくれた。本当に感謝である。
出国
さすがにカリブ海はなかなか簡単には返してくれなかった。当初予定はサンファン一泊で翌日にニューヨーク乗り換えで翌日羽田到着予定だった。しかし、問題はすでにサンファン到着で起きた。ここドミニカにはSEABORNEとLIATの2社が乗り入れしている。最近のLIATの遅延問題(常に遅延傾向、その上、先日の任国外旅行では、ストが発生し3日も余計に滞在を強いられた)を避けるため、SEABORNEにしたのだが、それが却って裏目に出た。 同様にLIATを避ける客でチェックインカウンターは大混雑。そして今はクリスマスシーズン。米大学のドミニカキャンパスの学生が大量な荷物と共に帰国するのとちょうど重なってしまった。
SEABORNEの飛行機は1列に3席しかない非常に小さい機種。案の定、サンファンに着いたら預けたスーツケースとバックパックのうち、バックパックがロストしていた。
そして問題はそれだけでは終わらなかった。翌日、チェックインしようとしたら、今度はニューヨーク - 羽田の便がオーバーブッキングで席がないという。一悶着の上、ようやくマイアミで一泊すればダラスを経由して成田に帰れる便があるということで、マイアミに行きもう一泊。お陰で大雪のニューヨークの寒さを味わなくて済んだのは良かったことなのか...
そんなこんなで、予定より1日遅れの12月19日に無事(バッグパックは20日夜遅くにようやく)日本に到着。これにて本ブログは終了かな。2年弱にわたり読んで頂いた方々、ありがとうございました。