最終発表
先日、最終発表が行われた。場所はロゾー市内のホテルの会議室。
これまで何度も最終発表を見てきたが、今回のように同時に5人もが発表を行うケースは初めて(5人同時に帰国するため)。そのせいか、聴衆席はいつになく超満員だった。逆に、メディアは少なめでテレビ1社、オンラインニュースサイト1社といったところだろうか。
心配していたというよりは想定内といった方が適切ではあるが開始は30分遅れ、各自の持ち時間は、隊員が10分、その上司が5分となっていたが、自分も含め多くの人がオーバーしたため、終了は予定よりも一時間以上遅くなったが、それも、ここドミニカでは予定通りといったところだろうか。
そして当然のことだが自分にとってこれが初めての最終発表であるだけでなく、会場を使ったちゃんとしたプレゼンをすること自体も、ドミニカに来て以来初めての経験である。現在の活動の業務柄、会議等でスライドを用いた説明を求められることは多々あっても、本格的なプレゼンをする機会は皆無であった。
活動自体も最後の大詰めで追い込まれてる中、プレゼン資料作りや話す内容を考えたりするのは正直なところ結構厳しいものがあった(もっと前からちゃんと準備しておけば良かっただけなのだが)。
面白かったのは、各隊員が行ったプレゼンの様子が、三者三様ならぬ五者五様であったことだろう。誰1人として似ている感じが全くしない。活動内容が違うから内容自体は異なるのは当然として、スライドそのものの作り方であったり、話し方であったり、導入部の惹き付け方だったり、主たる活動以外に取り上げるトピックであったりが全く異なっていて、見ていてこういう方法もあるのかと非常にためになった。
実際には帰国まで、すでに3週間を切っているのだが、まだまだ先のことのように感じていた。しかし、この最終発表が終わった途端、急に帰国が迫っていることに実感が湧いた。
最後の最後は、少しゆっくりさせて欲しいというのが本音だが、そうさせてはくれなさそうだ。
ドミニカのオンラインニュース DAVibes に掲載された記事はこちらから。