2012-12-29

JICA WORLD REPORTER #12

JICAワールドレポーター更新。
デング熱?!


11月下旬のことだが、オフィスに出社後、急に寒気を感じ、椅子に座っているのも辛かったので早退。家に帰って熱を測ってみると37度位と微熱気味。横になっていると、その後も熱はどんどん上がり続けて夕方には38.6度までに。このまま熱が上がりつづけたらまずいと思い、勤務先でもある病院の緊急外来に駆け込む。

しばらく待たされた後に熱を測って、パラセタモールを服用させられ1時間くらいエアコンの直下に放置され(意味不明)、その後も熱が下がらなかったので、ようやく採血と検尿、結果が出るまでまたまた1時間くらいロビーで待たされ、ようやくドクターによる診察。たぶんデング熱だろうと、2日後に再検査に来いという。

デング熱とは、デングウィルスが原因の感染症である。熱帯病なので日本ではほとんど聞かないが赤道付近の国々では流行している。デングウィルスは、主にネッタイシマカと呼ばれる蚊により媒介される。症状は、発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、発疹等とされる。

自分の場合、毎日38度以上が一週間続き、39度も数回。その間は頭痛、関節痛や目の奥の痛みが伴う。風邪とは違うのがだんだん良くなっていくという実感が全くない。解熱剤を飲めば熱は下がって、その効果が切れたらまた上がってという繰り返し。また、38度超えているのに寝てても汗はほとんどかかない。そんな症状が1週間続いたかと思うと急に熱が下がる。熱が下がった後は、赤いプツプツした発疹が腕、掌や足の裏に出て夜寝ようと思っても痒くて眠れない。それが2, 3日続く。症状が回復した後も何だか倦怠感があって、ちょっと何かするとすぐ疲れる。

それにしても、先に書いた初日は結局あれだけで4時間以上も病院に、帰ったのは深夜。その2日後は2日後で、病院に行くとすぐ採血されたので今日こそすぐ帰れるかなと思ったら、7時間以上も高熱の中、ロビーで待たされた上に、挙句の果ては検査結果は今日は出ないから帰って2日後に結果を取りに来いと。

元気じゃないと病院行けないな...というのが感想。

そして、未だデング熱かどうかは分からず。国内での検査ではデングウィルスや抗体は検出されず。採血をトリニダード・トバゴにも送ったらしいがそちらは未だ結果は出ず。
なので今のところ病名は「デング熱疑い」。

2012-12-06

JICA WORLD REPORTER #11

JICAワールドレポーター更新。
インディペンデンス デー 


ここドミニカは今年で34歳と非常に若い国である。1978年11月3日にイギリス連邦(Commonwealth of Nations)加盟国として独立した。その独立を記念して、この日に向け各地で色々な行事が開かれる。公式パンフレットによれば、今年の祭典期間は9月23日-11月5日、総イベント数は60にものぼる。その中のいくつかをご紹介。

■クレオール デー (CREOLE DAY) - 10/26 (金)
この日は平日であるが、多くのドミニカ人が正装であるチェックのクレオール衣装を身につけて職場に行く。オフィスワーカーはもとよりスーパーの店員までもがクレオール衣装を着ている。町中がそんなチェック柄一色に染まる一日である。女性のチェックのクレオールの派手さに比べ、男性は控えめである。白シャツ、黒ズボンが基本、シャツあるいはタイとベストにチェック柄を使うか、またはチェックは全く用いず腰にサッシュと呼ばれる赤い布を巻く。



音楽関係イベントもこの期間に多数開催される。中でも規模が大きいのが次の2つである。
■クレオール イン ザ パーク (CREOLE IN THE PARK) - 10/22 (月) - 25 (木)
ボタニカルガーデン(植物園)で開かれる地元ドミニカのバンドが中心で地元住民を対象としているためか入場料も安い(数百円)。平日にも関わらず昼間から夜7時位まで連日開催される。昼間は会社勤めの人間にはちょっと行きづらいが、多くの職場が4時で終わるため、その後に行く人が多く夕方以降が一番盛り上がる。前年に比べ、今年は天候にも恵まれたせいか、超満員だったように思う。

■ワールド クレオール ミュージック フェスティバル (WORLD CREOLE MUSIC FESTIVAL) - 10/26 (金) - 28 (日)
こちらは中国が投資して作られたドミニカ唯一のスタジアム(主目的はクリケット試合用)で開催される。ワールドとつくだけあって海外からも多数のアーティストを呼び、チケット代も高い(3,000円強)。そのためか、地元住民よりは海外からの観光客が目立つ。こちらは連日、夕方頃から始まり夜通しライブが行われ朝方に終わる。住宅地も近くだし大音量なので、日本だと問題にもなりそうな時間帯であるが、こちらの人は特に気にもしてない様子。


独立記念日当日に行われるのが次のイベントである。

■ナショナル デイ パレード (NATIONAL DAY PARADE) - 11/3 (日)
一年間の功労を表彰する式典が行われ、その後、警察官を中心に編成されたパレードバンドが演奏する。日本のパレードバンドの凄さを知っているだけに、練習不足のバラバラ感は否めない。人数少ないし楽器も古そうなものが多いので音も迫力に欠ける。まあ、そこはドミニカ(人)のご愛嬌でもあったりする。ただ、去年よりは確実にましになった気がする。
 
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