JICAワールドレポーター更新。
活動報告会
先日、JICAドミニカ共和国事務所長がここドミニカ国(紛らわしい...)を訪問された際に活動報告会が開かれた。
ドミニカ共和国事務所は、この辺りのカリブ地域を統括しており、ドミニカ国にはない機関、例えば健康管理員の方等は、ドミニカ共和国の健康管理員の方が兼務していたりするため、隊員も何かと相談したりで利用したりする機会が多い事務所である。
今回の報告会では、一人10~15分程度で、活動計画書に沿った形で、現在の進捗状況や今後の課題等を報告するという形で行われた。当初この話が持ち出された時には、隊員の多くは「え~、そんなに話すことはない」なんて言っていたが、いざ本番となれば全員が持ち時間オーバーで、しかもまだまだ話し足りないという感じだった。やはり各自それなりに思うことが溜まっていたのだろう。ドミニカの現在の隊員は最低でも一年以上はここで活動を続けている人たちなので、活動において悩んだり、自分なりに工夫したり努力したりすることも少なくはなかったはず。
今思えば、隊員全員が発表するという場はある意味新鮮だった。もちろん各自の中間報告会(着任後1年経過時)であったり、最終報告会(帰国直前)であったりで話を聞くことはあったが、こうして全員が発表するという機会は、自分が着任後一度もなかったのではないかと思う。
ここドミニカの隊員は首都ロゾーに集中しており、いずれも徒歩圏なので会おうと思えばいつでも会える。そのため、今現在どんな活動をしているのかについては何かと話したり聞いたりする機会も多い。そんな感じだから、他の隊員のひとつひとつの活動内容については何となく知っている気がするのだが、逆に、その隊員の活動の全体像やその活動を行う意義については、実はこれまであまり知らなかったんだな、ということを痛感した。
一姫二太郎
2 年前
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