2011-05-28

Departmental Meeting

今週はスタッフミーティングが行われた。

ここ保険情報局(Health Information Unit(HIU))では、
現在、主に20弱のプロジェクトが並行して行われている。

今回のミーティングは、前回のミーティングからの進捗状況の確認や
問題点の吸上げ、今後の計画などを各活動毎に話し合っていく。
いわゆる日本でいう進捗会議。

もっとも前回行われたのが2月中旬だそうだから、
四半期レビューといった感じだろうか。

先日のミーティングはこれとは別で、自分が今後どういうふうに
活動していくかが議題のグループミーティングだったため、
人数も自分を含めて5名と少なく、ミーティング自体も(今思えば)
自分に合わせて比較的ゆっくり話してくれていた。

しかし今回は10名で、保険情報局全体の定例ミーティングなので
自分の存在なんてお構いなし。物凄い速度で話すし、
活発な議論も多いので同時に数箇所で話してたり...

今のところ、20弱の各プロジェクトだってどれがどれで
誰が主に担当しているかなどほとんど把握できていない。

その上、時間も昼食直後の2:30(この職場も含めドミニカでは昼休みが
1:00-2:00なのが一般的)から2時間半、途中休憩一切なし。

集中力限界。途中何度も睡魔にも襲われる。
マズイ、前回以上に理解できていない。

出来上がった議事録を見てみれば、そこら中に自分の名前が書いてある。
何か会議中に、「うん、これも彼に... うん、それも彼ならできる...」
みたいな事を連呼してるなと思ったんだよね。

その時は、プロジェクト内容も良くわからないので、とりあえず
後で内容確認してみると言っておいたけど、会議終わって調べてみれば、
その一つ一つが結構大きな(構想の)プロジェクトじゃないか...

そんなにできませんって(苦笑)。

構想は素晴らしいし、出来たら確かに便利になるだろうけど、
開発規模の見積が甘いというか出来てない。

正直な感想だと、HIUのスタッフ3-4名でちょこちょこ開発するような規模じゃない。
日本だったら大手/中堅SIerが入るような規模。

構想が余りに大きくて、どこから手をつけて良いのかわからなくなった。

2011-05-23

ウィルスに寛容?

自分はここの4代目だが、各代によって要請内容にも若干の違いがある
(ちなみに先代とは所属先は一緒だがオフィスもカウンターパートも違う)。

前にも書いた通り、この内容が自分の主たる要請であるが、
それ以外に継続案件ならではのタスクもある。

そんなで今回は急ぎで、これまでに歴代JOCV隊員が開発/保守してきた
アプリケーションのアップデートを3点ほど頼まれ作業。

先代がドキュメントを残してくれていたせいもあり、特に大きな問題もなく
アップデートモジュールは完成。

で、アップデートする前に、念のため、実際に今動いているものを
バックアップしておこうと、アップデート適用予定のPCから
最新のDBやアプリケーションをUSBメモリにコピーしてくる。

戻って自分のPCにUSBを挿すと、アレ...何か変。これ自分のUSB?
こんなにたくさんファイル入っていたかな...

やはりいました、ウィルス。
しかも結構旧式(?)のautorun.infで実行されるタイプ。

自分のUSBはautorun.infの対策がしてあったので書き込まれは
しなかったけど、実行ファイルやら知らないショートカットやらが勝手に
コピーされた形跡がある。

気になるので、アップデート適用予定のPCを確認してみれば、
ウィルス対策ソフトは期限切れで1年以上更新していない。

Windows Updateも全然していないらしく、Widows XPもSP2のまま。

早速、フリーのアンチウィルスソフトを入れ全検索。
嫌な予感的中。結果170強のウィルスに感染。

以前にもそんなPCをこちらの某所でも見ているが、やはり日本でみるのと桁が違う。
どうするとここまで感染するのか...

とりあえず、このことを報告すると、「あらそう、このマシンみんなが使うからね」
のように意外にあっけらかんとしている。治してくれとも言ってこない。

どうするつもりなんだ?気にならないのか放置するつもりらしい。
なんとにウィルスに寛容なことか(笑)。

今はスタンドアロンなので被害も少ないだろうが、こんなじゃ、
今後オンラインシステムに統合された後にアカウントやパスワード情報が盗まれ、
挙句の果てには患者の個人情報流出なんてことになりそうでちょっと心配になる。

まあ、見つけてしまったからには対応せずにはいられない。
とりあえず数回のウィルス駆除を行い、ようやくウィルスはキレイさっぱり。

次は、Windows XP SP2のサポート期限がそろそろ終了するのが
気になるのでSP3にしないとと。
しかし、アップデート途中で「Access is denied」で止まってしまう。
色々試して最後はレジストリ修正までしたが、どうしても入らない。
結局、解決策は見つからず、もうこれ以上時間を費やせないため、
作業は一先ず保留に(解決策を知っている方がいたら教えてください)。

ウィルス駆除、ウィルス対策、Windows Update等で、結局、
本来のアップデートの数倍の時間を費やされてしまった。

この辺りは根本的な意識改革が必要そう...

2011-05-19

ネット復活

ようやく家のネットワークが復活。
今回のモデム交換で3台目。

今まで最初の2台とも1日持たず逝ってしまってたが、
今回のモデムは既に数日間稼動させているが
今のところ壊れる兆しなし。たぶん大丈夫でしょう。

結局Marpinには4回来てもらった。
最後はインストールマネージャーが直々に来て、
コンセントや変圧器からの電圧も測ったりしたが、
原因はわからず。

そんななので、また再発しそうだが、今度調子悪くなったら
コールセンターじゃなく、直接私に電話してきなさいと、
携帯番号を教えてくれた。
次からはこれほど待たされなくても済みそう。

で、繋がってみれば、通信速度を実測してみると意外にも
平均して5M近く出ていてちょっとビックリ。日本のADSLと大差ない。

病院の職場はエアコンが効いていて、周り人のPC環境も
結構新しいマシンを一人数台使っていたり、
自分にも個人ブース付きのデスクスペースが与えられたり...
何だか日本で外資系企業に就職したみたい。

今回の通信インフラもそうだが、この国を発展途上国と
呼ぶには少し語弊があるように感じる。

2011-05-06

グループミーティング初参加

今日、グループミーティングに初参加。
その後、現地調整員の方にも加わって頂きボスとの個別面談。

結果、ようやく自分のやるべき事が判明してきた。

ドミニカの Ministry of Health の今後の方向性として、情報の質の向上、
医療サービスの向上等が掲げられている。

その下位組織 Health Information Unit(HIU) として具体的には、
現在MDBファイルの形で、病院毎、診療科毎等に散らばっってしまっている
DBを一箇所に集約し、オンラインで遠隔地からでもリアルタイムに
アクセス可能なWebシステムを構築したい。

また、DBを一元管理することにより、情報自体の信頼性の向上も図り
加えて、現在の煩雑なバージョン管理やメンテナンス作業からも開放されたいという。

そのための開発フローの最初の段階(日本だと一般に「業務分析」フェーズ)として、
自分は、ICTメンバーの一員としてのアセスメントチームに加わり、
現在の病院システムの解析と、現時点で、導入第一候補であるオープンソースの
MEDICAL RECORD SYSTEM 「OpenMRS」の評価を行う。

その際、各地に点在するDBをどのように統合すれば良いか提案して欲しいという。

また、上記システム導入の際には次のサブシステムのカスタマイズも実装して欲しい。
・Eye Clinic
・Environmental Health Management

以上が自分に課されているタスクだが、グループミーティングは後半になればなるほど
ネイティブ速度だし、時間もかなり長かったので(1時間45分)、
こちらの耳の集中力も切れかけ...
そんな自分の拙いリスニング力で要約するとこんな感じ(だったと思う)。

アセスメントチームと言っても、Drのボスを抜けば、自分を入れて4人。
ドミニカ中の医療関係情報をオンラインで繋ぐという大構想にしては
ちと少ない気がするが...いや、絶対少ないと思う。

開発フェーズに入ってもそうそう人数が増えるわけではなさそうだから、
たぶん長いスパンで導入を考えているはず。

自分の任期中には、少なくとも基本となる部分の実装は終わらせたいな...

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そういえば、未だ家のネットが繋がらず。
モデム設置日に数時間経つとモデムのパイロットランプが消えて
それ以降全く繋がらなくなるという症状。
しかも交換してもらった2台目もまったく同じ症状。

そんなで再度交換修理をお願いしてるのだが、もう10日以上無視され続けている
(2日に1回くらい催促してるのだが...)。
なのにちゃっかり課金だけはされてるという(腹立つ)。

いつになったら繋がるんだろうか...
 
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