Morne Diablotins - Dwivayez 1st hike for June

ドミニカ最高峰Morne Diablotinsのトレッキングに挑戦してきました。
ちなみにドミニカ含むこの周辺地域Lesser Antillesでも2番目に高い山で、
トレッキングの難易度もかなり高いとのこと。

今まで隊員同士では、滝とか海に行くことはあったのですが、今回は
友人のつてで月1,2回ハイキングを企画しているローカルグループDwivayezに
混ぜてもらいました。

総勢30数名。参加者は老若男女比較的多国籍ですが、日本人というより
東洋人は自分だけ。

ちょっと撮るタイミング遅れたけど、登山前にはちゃんとお祈り。

最初はやはり最高峰だけあって整備されてるじゃんと思ったのも束の間、
誰かが、これは全然HikeじゃなくRock & Tree Climbingだと言ってたけど、
本当に的を得ていて、途中からは岩登りに加え熱帯雨林の木の根を
登ったり、四つん這いになって這うようにくぐっていったり...

登山開始45分後、最初で最後の休憩。この後は休憩っぽい休憩はなし。
こっちの人の山登りの仕方って日本と違って「ここらで5分10分休憩してこうか」
とはならず、各自が疲れたときに勝手に取り出して、周りはそんなのお構いなしに、
そのまま歩き続けるという感じ。だから一緒に歩く人も結構変わっていくので、
それはそれで楽しかったりする。

もしかして絶滅危惧種の国鳥？

 頂上じゃなく、次に高い所にある調査の印。DO NOT DISTURBって（笑）

そんな印のせいで頂上かと思い混み空喜び。頂上じゃないことをしってグッタリ。

右奥に見えるのが頂上。道らしい道は全く見えません。
ここからは木の根の下を這ったりして登ります。

ようやく登頂。みな思い思いのランチ。この辺もドミニカスタイルで、
結構豪勢なランチの人と、お菓子だけの人が居る。

だんだん登頂した人が増え、狭い頂上もこの通り。
またまた面白いのが、全員登頂するのを待たずに早速下山する人も。

ちなみに遅れて登頂するとこのようにインタビューさせられます。
今日は特別に日本のメディアが取材に来てるから（自分のこと）、
登頂の感想を一人ずつ話してるんだとか何だ言って（笑）

下界は晴れてたけど頂上付近はこの通り、
深い霧。景色があまり見れず少し残念。
そんなでそろそろ下山開始。13時位だったかな。

一番手前の女の子、下山早々に靴が破れ、どうするかと思えば
もう片方も脱いで靴下で下山（まあ、それしか手段はないのだけど）。
たくましい。そういえば、ドミニカは比較的女性が職場で活躍しているけど、
このグループも女性の比率が圧倒的に多い。しかもタフで山歩きが
早い人が結構多く、最初は先頭グループに居たのに、何人に追い抜かれたろうか...

ようやく下山終了。途中から膝が笑ってる。ちょっと滑ればそのままコテ。
そんなで足に無数の傷と掌ちょっと切った。まあ大したことないけど。
水2リットル持って行ったのに、途中で水切れ。そんなに飲んでたのか。
綺麗そうな小川で水汲んで呑みました。1リットル近く。
こんなに川の水飲んだのも初めて。お腹大丈夫だよね...みんな飲んでたし。

帰りのバスもまだまだみんな元気で歌歌ったりしてる。

朝6時集合で首都ロゾーに戻ってきたのが18時。
その間休憩らしい休憩は最初の1回と昼食位。何時間歩き続けたのだろうか。

これだけの体験ができて、昼食持参だったせいもあり、かかった費用は
25EC（日本円だと1,000円以下）だけ。癖になりそう。

物凄い筋肉痛と疲労感。明日もハイキング予定だけど行けるかな...