2011-05-23

ウィルスに寛容?

自分はここの4代目だが、各代によって要請内容にも若干の違いがある
(ちなみに先代とは所属先は一緒だがオフィスもカウンターパートも違う)。

前にも書いた通り、この内容が自分の主たる要請であるが、
それ以外に継続案件ならではのタスクもある。

そんなで今回は急ぎで、これまでに歴代JOCV隊員が開発/保守してきた
アプリケーションのアップデートを3点ほど頼まれ作業。

先代がドキュメントを残してくれていたせいもあり、特に大きな問題もなく
アップデートモジュールは完成。

で、アップデートする前に、念のため、実際に今動いているものを
バックアップしておこうと、アップデート適用予定のPCから
最新のDBやアプリケーションをUSBメモリにコピーしてくる。

戻って自分のPCにUSBを挿すと、アレ...何か変。これ自分のUSB?
こんなにたくさんファイル入っていたかな...

やはりいました、ウィルス。
しかも結構旧式(?)のautorun.infで実行されるタイプ。

自分のUSBはautorun.infの対策がしてあったので書き込まれは
しなかったけど、実行ファイルやら知らないショートカットやらが勝手に
コピーされた形跡がある。

気になるので、アップデート適用予定のPCを確認してみれば、
ウィルス対策ソフトは期限切れで1年以上更新していない。

Windows Updateも全然していないらしく、Widows XPもSP2のまま。

早速、フリーのアンチウィルスソフトを入れ全検索。
嫌な予感的中。結果170強のウィルスに感染。

以前にもそんなPCをこちらの某所でも見ているが、やはり日本でみるのと桁が違う。
どうするとここまで感染するのか...

とりあえず、このことを報告すると、「あらそう、このマシンみんなが使うからね」
のように意外にあっけらかんとしている。治してくれとも言ってこない。

どうするつもりなんだ?気にならないのか放置するつもりらしい。
なんとにウィルスに寛容なことか(笑)。

今はスタンドアロンなので被害も少ないだろうが、こんなじゃ、
今後オンラインシステムに統合された後にアカウントやパスワード情報が盗まれ、
挙句の果てには患者の個人情報流出なんてことになりそうでちょっと心配になる。

まあ、見つけてしまったからには対応せずにはいられない。
とりあえず数回のウィルス駆除を行い、ようやくウィルスはキレイさっぱり。

次は、Windows XP SP2のサポート期限がそろそろ終了するのが
気になるのでSP3にしないとと。
しかし、アップデート途中で「Access is denied」で止まってしまう。
色々試して最後はレジストリ修正までしたが、どうしても入らない。
結局、解決策は見つからず、もうこれ以上時間を費やせないため、
作業は一先ず保留に(解決策を知っている方がいたら教えてください)。

ウィルス駆除、ウィルス対策、Windows Update等で、結局、
本来のアップデートの数倍の時間を費やされてしまった。

この辺りは根本的な意識改革が必要そう...

2 コメント:

サミール さんのコメント...

オフィスもカウンターパートも変わったんですね。
ひょっとして Alford Ward の裏にある平屋の建物ですか?
私がいた頃は Health Information Unit を
精神病棟の隣のビル2Fに移転するという話があったけど、
工事進んでるんだろうか・・・。

toconuts さんのコメント...

そうです、その平屋の方です。
精神病棟の隣は今工事(というか解体)してますよ。
日本だと機材が入って壊しそうですが、こっちは
数名でハンマー叩いて壊してるから、中々進んでない。
そんななので、完全に解体してから新しいの建ててだと、
自分の任期中には移転はあるのやら...

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